ノベルティとは?意味・目的を解説!6つの注意点と人気グッズも紹介
2022.09.30
さまざまな企業で活用利用されて使われており、ときにはノベルティが話題を呼んで企業ブランドイメージアップに役立つケースもあります。
ノベルティの活用方法によっては、事業に大きなメリットをもたらすでしょう。
本記事では、ノベルティの意味や目的、製作・配布時の注意点について解説します。
できるだけ効果的なノベルティを製作・活用したいとお思いのご担当者さまは、ぜひご確認ください。
目次
1. ノベルティとは?意味と目的をおさえて効果的に活用しよう
1-1. ノベルティの意味
1-2. ノベルティ配布の目的
2. 人気が高いノベルティ例
3. ノベルティ製作で注意したい6つのこと
3-1. 目的・ターゲットを明確にする
3-2. 配布場所を考慮する
3-3. 費用を細かく検討する
3-4. 納期設定に余裕を持つ
3-5. 景品表示法に注意する
3-6. 知的財産権に注意してデザインする
4. オリジナルのノベルティを作るなら「EARLY NOVELTY」
5. まとめ
1. ノベルティとは?意味と目的をおさえて効果的に活用しよう
ノベルティとは、一般的に「無料で配布、もらえる物品」や「おまけ」を指します。
ノベルティグッズやノベルティ品・ノベルティ商品と呼ばれることもありますが、意味に大きな違いはありません。
ここからは、ノベルティの意味と使う目的について、もう少し掘り下げてご紹介します。
1-1. ノベルティの意味
ノベルティは「ノベルティー」「ノベリティ」と表記されることもありますが、いずれも無料配布するものを指します。英語で「novelty」と書きます。
辞書では、下記のとおり定義されています。
引用:コトバンク 精選版 日本国語大辞典「ノベルティ」の意味・読み・例文・類語
しかし、無料配布している品をすべて「ノベルティ」というわけでもありません。
混同されやすい「販促品」「プレミアム」「記念品」とは、それぞれ下記のように意味合いが異なります。
・販促品:購買を促す物品のみを対象とする
・プレミアム:購入者に特典として渡す物品や、高級感のある品を指す
・記念品:周年記念や開店記念など、お祝いの際に製作・配布するもの
また一方で、メルカリなどのフリマアプリで偽物の隠語としてノベルティ表記がされているケースも確認されていますが、これは正しい意味ではない点に注意しましょう。
1-2. ノベルティ配布の目的
ノベルティを配布する目的には下記の5つがあります。
どの目的で使うかによって、それぞれ活用方法や採用するアイテム・数が異なる点に注意しましょう。
1. 宣伝と認知拡大
2. 販促(販売促進)※商品購入やサービス導入の促進
3. ブランディング
4.集客効果
5.情報収集
宣伝・認知拡大・販促(販売促進)のためにノベルティを活用する場合は、大量に配布する必要があるため、低価格で作れるノベルティを用意する傾向にあります。
一方、ブランディングを目的に活用する際は、質も重視してアイテム選びをする必要があるでしょう。
集客効果を狙う場合は、多くの人が「欲しい」と思うような、普段使いできるものを用意する必要があります。
また、ノベルティをアンケート回答と引き換えにプレゼントすれば、見込み顧客の情報収集もできます。
その際は「アンケート回答の手間をかけても欲しい」と思われるような、質がよいもの、流行のものを用意すると効果的でしょう。
2. 人気が高いノベルティ例
「どのノベルティが喜ばれるのか」というアンケート調査は、今までさまざまな企業が実施してきました。
いずれの結果でも、文具・ティッシュ・エコバッグなど実用性が高いアイテムの人気が高く、活用事例も多いことがわかっています。
ここでは、人気の高いノベルティとして、文具・日用品・SDGs関連の商品をご紹介します。
【文具】
・ボールペン:93.0円/個~
出 典:株式会社アーリークロス/ジェットストリーム0.5㎜【名入れボールペン】
・メモ帳:31.4円/個~
出典:株式会社アーリークロス/くるみメモ スクエア75【メモ本体印刷なし】
・クリアファイル:18.4円/個~
出典:株式会社アーリークロス/A5フルカラー オリジナルクリアファイル
・ふせん:35.7円/個~
出典:株式会社アーリークロス/表紙カバー付ふせん7601【ふせん印刷なし】
【日用品】
・エコバッグ:304.4円/個~
出 典:株式会社アーリークロス/携帯便利!ポーチ付きエコバッグ
・タンブラー:274.6円/個~
出 典:株式会社アーリークロス/バンブーマイボトル350ml
・マグネット:29.1円/個~
出 典:株式会社アーリークロス/室内用マグネットシートW90×H65mm
・ウェットティッシュ:51.3円/個~
出 典:株式会社アーリークロス/名入れチラシ入り 流せる除菌シートNEXT(3枚入)
【SDGs関連品】
・ストロー:133.9円/個~
出 典:株式会社アーリークロス/米ストロー5本入 名入れ台紙タイプ
・コースター:35.2円/個~
出典:株式会社アーリークロス/サステナブルコースター 丸型
・マイクロファイバークロス:68.3円/個~
出 典:株式会社アーリークロス/SDGs活動にもおすすめ、エコ素材使用の高性能クロス
たとえば学習塾を展開する東進衛星予備校では、名入れしたボールペンやマーカーをノベルティとして配布しました。
「自社のことをいつ思い出してもらいたいか」を具体的にイメージし、そのシーンに合った社名やロゴの入ったノベルティを用意すると効果的です。
3. ノベルティ製作で注意したい6つのこと
ノベルティを用意するときに注意したいポイントは、6つあります。
企画をスムーズに進めるため下記についてひととおり確認し、製作に携わるメンバー全員に周知しておく必要があるでしょう。
1. 目的・ターゲットを明確にする
2. 配布場所を考慮する
3. 費用を細かく検討する
4. 納期設定に余裕を持つ
5. 景品表示法に注意する
6. 知的財産権に注意してデザインする
1つずつ詳しく解説します。
3-1. 目的・ターゲットを明確にする
ノベルティ製作の目的として「宣伝と認知拡大」「販売促進」「ブランディング」「集客効果」「情報収集」の5つがありました。
自社の宣伝をするなら不特定多数の見込み顧客へアプローチできる量を、販売促進を目的とするなら購入人数分をカバーできる量を、それぞれ用意する必要があるでしょう。
一方、ブランディングや集客効果・情報収集を目的とするなら、質を重視した高単価のものを用意する必要があります。
また上記にくわえて、性別・年代・職業などからターゲットを絞り込み、その人に喜ばれるノベルティを用意することも大切です。
ノベルティ配布に関する戦略を組み立て、もっとも費用対効果を高められる物品がなにかを見極めましょう。
3-2. 配布場所を考慮する
「配布場所は屋内か屋外(ばらまき)か」「店頭か展示会か」など、配布場所の情報も決めておく必要があります。
例として、営業担当のビジネスパーソンを対象に配布するノベルティを想定してみましょう。
展示会で配布する場合は、実用性が高く、軽くて持ち帰りやすいものが喜ばれることがイメージできるのではないでしょうか。
資料を入れるトートバッグやクリアファイル、メモを取るのに必要なメモ帳・ペンのほか、小腹を満たせるお菓子なども受け取ってもらいやすいはずです。
一方、屋外でばらまきする際は、文具類よりもウェットティッシュのほうが喜ばれる可能性が高いでしょう。
ばらまきの場合、食品は配布元がわからないため、展示会と異なり避けられてしまう可能性があります。
活用シーンに合わないノベルティは用意しても効果を発揮できない場合があるため、アイテム選定を慎重に進めましょう。
3-3. 費用を細かく検討する
ノベルティ製作にあたり、予算をもとに、単価換算でいくらまで使えるかを確認しましょう。
はじめに、税込みの予算額と必要な数量を把握します。
予算額から名入れ印刷代・送料・消費税・包装代などを差し引き、数で割って単価の上限を決め、候補を絞り込みます。
たとえば、税込み5万円の予算で100個分のノベルティ製作を依頼しなければならない場合を想定してみましょう。
印刷代・送料・消費税込みの価格設定なら、単価500円までの範囲内で品物を選べます。
一方、印刷代や消費税が別途かかる場合、より低価格帯のアイテムを検討しなければなりません。
またノベルティを付ける商品やサービスとの価格バランスを考慮し、費用対効果を検討したうえで製作に着手することも大切です。
ノベルティ配布の効果を最大化できるよう、予算上無理のないアイテムを選ぶこと、より低価格で製作できるノベルティ製作会社を見つけることが重要です。
ノベルティの相場一覧はこちら:【予算別】ノベルティの費用相場一覧|費用対効果を高める方法も解説
3-4. 納期設定に余裕を持つ
ノベルティ製作と出荷、それぞれに一定の時間がかかることを加味してスケジュールを組み立てましょう。
また下記のトラブルが生じる可能性もあるため、配布予定日当日に納品されるスケジュールではなく、数日程度の余裕がある納期を設定すると安心です。
・入稿データの不備とリテイク
・天候不良による運送業者の遅延
・納品先相違による再配達
3-5. 景品表示法に注意する
景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法)は、過大景品によって消費者が不利益な購入をしないために定められている法律です。
この法律により配布できるノベルティの上限金額が決められているため、下記の範囲内で製作・活用しなければなりません。
・1,000円未満の取引価格・・・200円まで
・1,000円以上の取引価格・・・取引価格の10分の2まで
※出典:消費者庁「景品規制の概要 」「景品表示法違反行為を行った場合はどうなるのでしょうか? 」
たとえば、無料配布やばらまきで活用する場合は、200円以下で製作できたノベルティしか活用できません。
これに違反した場合は措置命令・課徴金納付命令が下されるため、あらかじめ確認しておきましょう。
3-6. 知的財産権に注意してデザインする
デザインの際は、著作権・商標権・肖像権など、知的財産権に十分注意しましょう。
たとえば「有名なキャラクターを印刷したい」「インターネット上に公開された写真を使いたい」「著名人の写真を印刷したい」などの場合は、正式な許諾を取る必要があります。
また、有料の写真素材を、ウォーターマーク(透かし)が入ったまま無断使用はできません。
無断で使用した場合、自社の信用問題になったり相手方と訴訟トラブルになったりする可能性もあるため、十分に注意してデザインしましょう。
4. オリジナルのノベルティを作るなら「EARLY NOVELTY」
限られた予算のなかで必要分のノベルティを用意するためには、できるだけ低価格で製作できる依頼先を見つけることが重要なポイントとなります。
依頼先にお悩みの際は、ぜひ「EARLY NOVELTY」をご検討ください。何のアイテムがいいかご案内いたします。
「EARLY NOVELTY」では、大量仕入れと自社工場における社内一貫生産により、激安価格でノベルティを製作しています。
アイテムも豊富にそろえており、エコバッグ・ペン・クリアファイルなどの人気アイテムからファッション小物まで、幅広く製作が可能です。
また料金には商品代・印刷代・送料すべてが含まれているため、わかりやすいのも特徴のひとつです。
オリジナルのノベルティ製作をご検討中の方は「EARLY NOVELTY 」や「サンプル請求 」から、詳細をご確認ください。
5. まとめ
ノベルティとは、認知度アップや販売促進を目的として、無料配布する物品を指す言葉です。
人気の高いアイテムとして、ボールペン・クリアファイル・エコバッグなどが挙げられます。
ただし製作に際しては、目的・ターゲット・場所・季節を考慮したり法律をチェックしたり、注意すべき点もいくつかあります。
この記事でご紹介した内容をもとに、効果的な社名やロゴの入ったノベルティを製作しましょう。何のアイテムか悩むようならお「アーリーノベルティ」にお任せくださいませ。