環境にやさしいノベルティとは?注目のエコグッズをご紹介
2022.11.30
そのため、環境にやさしいノベルティを用意・配布すれば、企業イメージの向上に役立つでしょう。
この記事では、環境にやさしいノベルティについて以下のことを解説します。
● 環境にやさしいノベルティとはなにか
● 具体的にどのようなアイテムを活用できるのか
● そのノベルティがなぜ環境にやさしいのか
企業イメージの向上に役立つノベルティ・環境にやさしいノベルティをお探しのご担当者さまは、ぜひ最後までご覧になってください。
目次
1. 注目度上昇中|環境にやさしいSDGsノベルティ
2. 環境にやさしいノベルティ例
2-1. 天然素材使用・混合のグッズ
2-1-1. 竹使用のエコグッズ
2-1-2. 麦わら使用のエコグッズ
2-1-3. 食品使用のエコグッズ
2-2. サスティナブルなリサイクル素材使用のグッズ
2-2-1. リサイクル繊維使用のエコグッズ
2-2-2. 再生紙使用のエコグッズ
2-2-3. 再生レザー使用のエコグッズ
2-3. オーガニック系のエコグッズ
3. まとめ
1. 注目度上昇中|環境にやさしいSDGsノベルティ
持続可能かつ、よりよい世界の実現のため制定され、注目を集めている「SDGs」。これにより、環境にやさしいノベルティも注目されています。
ノベルティグッズにもさまざまなSDGs対応グッズが登場しているため、名入れして配布すれば企業イメージの向上が狙えるでしょう。
具体的には、環境にやさしいノベルティとして「天然素材を使ったグッズ」「リサイクル素材を使ったグッズ」「オーガニック系のグッズ」があります。
ただしこうしたノベルティグッズは、どの製作会社でも取り扱いがあるわけではありません。
環境にやさしいノベルティを配布したい場合は、早めに業者を選定しておく必要があります。
アイテムラインナップ・価格・自社の業種などをかんがみて、どのタイプのエコグッズを製作するか・どのノベルティ製作会社へ発注するかを決めておきましょう。
2. 環境にやさしいノベルティ例
名入れして活用できる環境にやさしいノベルティには、どのようなアイテムがあるのでしょうか。天然素材使用・リサイクルポリエステル使用・オーガニック系素材使用のグッズをそれぞれご紹介するため、企業イメージや事業内容に合うものをチェックしてください。
2-1. 天然素材使用・混合のグッズ
天然素材混合のグッズといわれると、具体的なイメージが浮かばない方もいらっしゃるかもしれません。これは、出荷の基準に適合せず廃棄される予定の天然素材を混ぜ、プラスチックの使用量を減らしたグッズのことをいいます。
まずは、天然素材使用・混合のグッズを3種類ご紹介します。
2-1-1. 竹使用のエコグッズ
持続可能なエコ素材として、今注目を集めているのが「竹」です。竹は成長速度が非常に早く、木材の代替素材として期待されています。
さらに竹は成長することで太陽光を遮り、周囲の木々を枯らしたり、高い繁殖力により広葉樹林を侵食したりすることも。(竹害・放置竹林問題)
こうした背景から、継続的な使用が望まれる素材として知られています。
その竹を使用したノベルティとして、マイボトル・カトラリー・ボールペン・フォトフレームなど、さまざまなアイテムが登場しています。
製作単価は比較的高めになる傾向にあるものの、以下の特徴があることから、活用して損はないアイテムといえるでしょう。
〈竹使用のエコグッズの特徴〉
● 耐久性が高く、長期的に使用できる(長期的な販促効果が期待できる)
● 特別感のある風合いを楽しめる
2-1-2. 麦わら使用のエコグッズ
麦わらや稲わらは、農作物を収穫したあとは焼却処理されてしまいます。しかしそうした素材を樹脂と混ぜれば、エコな素材としてノベルティに活かすことも可能です。
実は現在では、稲わらや麦わらについて、焼却を避け有効活用するよう呼びかけている自治体も登場しています。(※)
焼却時のCO2削減・プラスチック使用量の削減などに役立ち、SDGsに貢献できるわらは、注目すべき資源といえるでしょう。
※参照:佐賀市『「稲わら、麦わら」の焼却をやめ、有効に活用しましょう!』
なかでも麦わらはノベルティグッズへの対応が進んでいる素材で、現在ではカトラリー・マグカップなどに利用されています。
飲食店をはじめとして、食品・ドリンクに関係する業界の企業さまにとって、活用しやすいエコグッズといえるでしょう。
2-1-3. 食品使用のエコグッズ
出荷の規格に満たない食品・使用後の粕などを利用して製作されるエコグッズも登場しました。たとえば、お米やコーヒーかすなどがノベルティグッズとして活用されています。
お米を使用した素材は「ライスレジン」と呼ばれています。
規格外・非食用のお米や、古米・破砕米・屑米・米粉などの資源米を活用。
もともと飼料としても活用できなかったお米をプラスチックと混ぜて使うことで、プラスチック量・二酸化炭素の削減に役立てることが可能です。
現在ではボールペン・定規・マグネットなどメジャーなノベルティで活用されており、ターゲットを限定せず幅広く配布できるでしょう。
抽出を終え廃棄されたコーヒー豆は、温室効果のあるメタンガスを生成してしまうのです。
しかしそのコーヒーかすを活用すれば、廃棄物を削減しながら、日常で役立つアイテムへ生まれ変わらせることが可能です。
マグカップやカトラリーなどのノベルティとして活用されているため、カフェ・飲食店など、コーヒーに関連するお店は活用を検討してみるとよいでしょう。
2-2. サスティナブルなリサイクル素材使用のグッズ
つぎに、リサイクル素材使用のグッズについて確認しましょう。リサイクル素材を使用したノベルティアイテムには、主に「リサイクルポリエステル使用のもの」「再生紙使用のもの」「再生レザー使用のもの」があります。
それぞれ活用できるアイテムラインナップが異なるため、ひととおりチェックしておきましょう。
2-2-1. リサイクルポリエステル使用のエコグッズ
リサイクルポリエステルとは、廃棄されるペットボトル・フィルムくずなどを活用した繊維をいいます。回収した素材(ペットボトル・布製品など)を洗い、細かく粉砕し、化学的に分解したうえで再利用します。
ゴミとして排出されないことで、環境にやさしいノベルティへ生まれ変われるのです。
リサイクル繊維を使用したエコグッズには、ポーチやバッグなど、布製品が多い傾向にあります。
雑貨品を扱うお店や、展示会・イベントに参加するときなど、多くの企業さまが活用できるアイテムといえるでしょう。
価格:900円/個~
2-2-2. 再生紙使用のエコグッズ
ノベルティアイテムのなかには、再生紙を活用したアイテムも多く登場しています。再生紙を使うとなぜ環境にやさしいのかといえば、資源を有効活用できる・森林伐採量を削減できるためです。
森林保護に役立つことから、森林に関係する事業者の方・ナチュラルな雰囲気の雑貨店など、多くの企業さまが活用できるノベルティといえるでしょう。
再生紙を活用したアイテムにはふせん・トイレットペーパー・ノート・メモなどがあります。
低価格で製作できるグッズが多く、渡しやすいため、名入れしたノベルティを用意しておけば便利に活用できるでしょう。
価格:314円/個~
2-2-3. 再生レザー使用のエコグッズ
再生レザー(リサイクルレザー)とは、天然皮革の端材を集め、再加工して作られた素材をいいます。皮革製品を製造する際にどうしても生じる余り部分を活用するため、ゴミの削減・動物の保護に役立つアイテムです。
環境にやさしいノベルティ・生き物にやさしいノベルティといえるでしょう。
上記のようにして製造された再生レザーは、主にポーチ・コインケースなどに活用されています。
大人向けの上品なノベルティアイテムを用意したい場合は、一度チェックしておくのがよいでしょう。
引用:ほしい!ノベルティ/レザー調エコポーチ
価格:218円/個~
2-3. オーガニック系のエコグッズ
オーガニック系のエコグッズは、自然環境や作業者に有害な農薬を使わず栽培されたコットンを使って作られたアイテムをいいます。人だけでなく、農地にもダメージを与えずに済むため、持続可能な農業の実現に役立つでしょう。
オーガニックコットンを使用したノベルティアイテムには、トートバッグ・巾着・タオルなどがあります。
誰にとっても使いやすいノベルティが多いため、名入れして配布すれば、シーンを問わず利用してもらえるでしょう。
引用:株式会社アーリークロス EARLY NOVELTY/ナチュラル プチギフト
価格:158.0円/個~
3. まとめ
環境にやさしいノベルティは、大きく「天然素材を使ったもの」「リサイクル素材を使ったもの」「オーガニック系のもの」にわけられます。それぞれゴミの削減や環境保護に役立つため、素材をアピールしたうえでノベルティとして活用すれば、企業のイメージアップに役立つでしょう。
この記事でご紹介したグッズを参考にして、自社にぴったりのノベルティを製作・活用してください。