〇 HOW TOデータ作成 ~解像度~」基本を覚えてノベルティ作りに生かす その1
2024.07.10
販促品やノベルティ、フライヤーなどを制作しようと画像データを印刷会社へ入稿したら、
完成品の写真やイラストが粗かったりぼやけていたり、原稿通りの仕上がりには
ならないことがあります。
その原因には、使った画像データの「解像度」が関係しています。
たとえば解像度の低いデータを使うと、写真やイラストのディテールが失われ、
商品の印刷クオリティは落ちてしまいます。それを防ぐためには、適切な「解像度」の
選択が必要なのです。
今回は商品の仕上がりを左右する「解像度」について、基本的な知識と原稿作成時の
注意点についてお話したいと思います
☆知ってるつもりで実は不安な「解像度」
販促品やノベルティなどを印刷会社へ入稿した時、写真やイラスト、ロゴに対し、
「画像の解像度が不足しています」といわれる場合があります。
このままで印刷はできないため、解像度を満たした画像を再入稿しなくてはなりません。
しかし、「パソコン画面では問題なかったのに、画像が使えないのはどういうこと?」
「画素数と解像度とは違うもの?」など、具体的にどうしたら良いのかわからないと
頭を悩ませる人が少なくないといいます。
というのも、「解像度」はデジカメやスマートフォンをはじめ、パソコン、テレビ、プリンターといった機器で使用される数字のため、何となく知っているのですが、詳しく理解していないケースが多いからなのです。
販促品やノベルティ制作に使われる写真やイラスト、ロゴなどは、細かい点がいくつも集まり、ひとつの画像として成り立っています。
デジタルカメラで撮影した写真などをパソコンで拡大していくと、細かな点がたくさん集まって表示されているのが分かります。